【英文経理とは】

英文経理とは、基本的には経理事務の業務内容と同じですが、全ての業務を英語で行ないます。細かい作業の打ち合わせや報告などがあるため、英語のライティング・リーディングのみでなく、スピーキング・リスニングといった英語力が必要になります。データ入力などの作業もあるため、パソコンスキルも必要になります。英文経理は資格よりも実務経験や英語のスキルが重要視されますので、未経験者の採用はほとんどありません。また、派遣よりも紹介予定派遣の求人がほとんどになります。


【英文経理の仕事内容】

英文経理の仕事内容は、英語を用いた伝票の起票、仕訳管理、入出金管理、データ入力、試算表作成、決算業務(月ごと、年ごと)など、書類整理、予算管理、税の申告、銀行とのやりとりなどの業務を行ないます。また、企業の規模によっては、勤怠管理を任されるところもあります。経理の仕事は専門的な知識が必要となりますが、さらにその報告や書類の作成を英語で行なうため、英語でのやり取りがほとんどです。また、専用の会計ソフトを使用する場合もありますので、経験がモノを言います。


【英文経理に必要なスキル】

●CPA資格
CPA(米国公認会計士)資格とは、米国各州が認定する公認会計士資格で、国際的に影響力を持つ資格です。4年制大学を卒業し、さらに会計やビジネスの単位を20単位以上取得していることが受験資格となります。試験は4種類あり、18ヶ月以内にその全てに合格する必要があります。

●簿記
お金に関する仕事なので、必須ではありませんが、簿記の資格を持つと有利に働きます。2級以上の取得が望ましいでしょう。

●パソコンスキル
データ入力業務、書類作成業務がありますので、簡単なWord、Excelに関する知識が必要になります。

●英語スキル
専門的な経理に関するやり取りを英語で行なうため、高度な英語力が必要になります。
今どきの英文経理事情

【外国人付き秘書とは】

外国人付き秘書とは、主に外資系の企業などで、外国人役員の秘書業務をする仕事です。国際秘書とも言います。基本的な業務は「秘書」と同じですが、ほとんどの業務を英語(またはその企業の資本の国語)で行なうことになります。「秘書」と比べて外国人付き秘書は通訳や翻訳の割合が多くなります。ですので高度な語学力が必要となります。役員レベル以上の秘書なると、勉強できることも多く、転職の際に非常に有利になります。役員の仕事を一番近くでサポートできる人気の仕事です。


【外国人付き秘書の仕事内容】

外国人付き秘書の仕事内容は、社長や役員のスケジュール調整・管理、連絡・アポイントメント対応、定例会などの役員のスケジュール調整、出張の手配、顧客管理、顧客対応、資料の収集文書作成、代行として他企業を訪問したり対応にあたることもあるなど、外部の人とのやりとりも多くあります。業務は基本的に全て英語(またはその資本国の言語)になります。仕事だけでなく日本での生活のサポートも行ないます。その国の文化や慣習を理解した上で業務に当たる必要があります。役員が求めることを言われなくても把握し、先回りして役員の仕事しやすいように全力でサポートします。


【外国人付き秘書に必要なスキル】

秘書になるには特に資格は必要ありません。企業への入社後に適性を判断し配属されることがほとんどです。しかし、以下の資格を持っていると就職や転職の際に有利に働きます。

●国際秘書検定試験(CBS)
国際秘書検定試験は「社団法人・日本秘書協会」が認定する資格です。外国人付き秘書を目指す人はこの資格を取っておくと、仕事を始めるにあたって、非常に有利です。外国人付き秘書として働こうと考えている人にオススメの資格です。

●語学力
英語または資本国の言語力が必要になります。日常会話のみでなく、ビジネス会話や趣味の話などでもその言語を操られるようになるのが望ましいです。

【翻訳とは】

翻訳とは、外国語で書かれた文章を日本語に訳す、また、逆に日本語で書かれた文章を外国語に訳す仕事のことです。翻訳の対象となる文章は幅広く、物語、エッセイ、伝記、ビジネス文章、機会マニュアル、法律、科学、記入、医療などの分野で需要があります。文章を書くのが好きな人や本を読むのが好きな人に向いている仕事ですが、もちろん好きという気持ちだけでは務まりません。高度な語学力はもちろんですが、分野によってはその分野の専門知識が必要になります。


【翻訳の仕事内容】

翻訳の仕事内容は、日本語から外国語への翻訳と、外国語から日本語への翻訳の2種類があります。児童文学や小説の翻訳が人気ですが、実際はマニュアルやビジネス書類の翻訳の需要のほうが圧倒的に多くあります。また、英語以外の言語の翻訳の需要の年々高まっています。どちらにせよ原文に書かれた情報を正確にかつわかりやすく翻訳することが大切です。


【翻訳に必要なスキル】

翻訳の仕事には、特にこれといった資格は必要ありません。ですが、文章作成や語学、マニュアル翻訳や特定の分野の翻訳に関しては高度な専門知識が必要になります。ですので、常に好奇心旺盛で、向上心のある勉強の好きな人に向いています。

●語学力、国語力
翻訳するには国語、翻訳する言語両方のスキルが必要になります。翻訳は永遠の近似値であるといいます。原作が意図している文章にもっとも近い表現で翻訳するためには両方の言語のスキルが欠かせません。

●翻訳技能審査、ほんやく検定、翻訳実務検定TQE
翻訳の仕事に必須というわけではありませんが、取得しておくと自分のスキルを示せるわかりやすい指標になります。

【通訳とは】

通訳とは、日本人と外国人の円滑なコミュニケーションのお手伝いをする仕事です。ビジネスやスクールなどあらゆる分野で需要があります。使用される言語は英語の他に、フランス語、ドイツ語、スペイン語、、ロシア語、ロシア語、韓国語、タイ語、ペルシャ語、タガログ語などがあります。通訳をする対象の人の言葉だけでなく身振り手振りか意思を汲み取り、翻訳して伝えます。語学力の中でも高度なスピーキング・リスニングスキルが求められるので、未経験者の採用はほとんどありません。


【通訳の仕事内容】

通訳の仕事内容は、日本人と外国の人の円滑なコミュニケーションを言語の面からお手伝いします。日本語を外国語に、外国語を英語に口頭で翻訳します。ビジネス通訳、セミナー等の同時通訳、各種学会の通訳、展示会、会議、法廷通訳、放送または、ガイドやエスコート、海外企業との商談など様々な仕事があります。発話者の意図を即時に理解し、できるだけそのニュアンスを変えずに分かりやすく相手に伝える仕事です。


【通訳に必要なスキル】

通訳の仕事をするのに特別な資格は必要ありませんが、以下の資格が目安として上げられます。

●通訳者養成講座、通訳技能検定

●語学力
通訳の仕事でなにより重視されるのは語学力です。特にスピーキング・リスニングのスキルは他のどの仕事よりも高度なスキルが必要です。

●一般常識がある、発話者の国の文化・慣習を理解する
相手の言葉が足らない場合や意図が伝わらない場合、言葉の意味が分からない場合には、相手の言外の意思を組みとったり、推測をして判断します。ですのでその土台となる一般常識、や発話者の国の文化・慣習・政治などの知識を身につけておく必要があります。